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創業融資経験者へインタビュー「飲食業開業のために融資を借りました」

今回は3年前に日本政策金融公庫の創業融資を受け、地元で飲食業を経営していらっしゃる経営者の方へインタビューを行いました。


―創業融資を利用しての感想をどうぞ

結論から言うとやはり良かったと思います。
廃業せざるをえない場合に借入が残っていたら後悔するかもしれませんが、そんな気概で創業していませんし、順調に売上もあげているので全く後悔していません。


―どういったところが良かったと思いますか

自己資金がない中で日本政策金融公庫か友人にお金を借りるしかなかったのですが、結果的に日本政策金融公庫にお世話になり、特に情報面や精神面で良かったと思っています。

私の場合、創業融資担当者の方が
「返済実績と増収増益の実績が認められれば、今後の借入の相談もしてくれて大丈夫」
と言ってくれました。絶対に借入出来るわけではないことは分かっていますが、何かあれば相談にのってくれるという言葉や体制が心強いです。もし友人に借りていたらお金を借りるだけで終わっていたでしょうし、その後の友人関係も色々と気になるところでした。


―創業融資担当者との、融資以外のやり取りがあったそうですね

はい。私の店舗に来てくれるときがあります。気に入ってくれたのか、近隣の他の取引先へ訪問された際に、私の店が創業したことも話題にしてくれて、ありがたかったです。口コミが口コミを呼び、地元のお客様が徐々に来店して下さるようになりました。日本政策金融公庫の担当の方が私の代わりに直接的に営業活動を行ってくれたとまでは申しませんが、地元で事業を行っている以上は地域間で話題になることは必然ですので、地域との繋がりの大切さは改めて大事であることも学びました。

それから担当している酒屋さん(卸売業)の話をしてくれました。仕入れに困ったら連絡してもらっても大丈夫ですよという話でした。実際にその酒屋さんとはまだ連絡はとっていませんが、些細な情報でも何げなく話してくれることがありがたいですね。地域のつながりがいつどんな取引に発展するか分かりませんので、何気ない地元の話から実際に取引に繋がる話にもなるのではないかと思っています。


―なるほど。お気持ちの上ではいかがですか

これは私だけの気持ちだけかもしれませんが、日本政策金融公庫から創業融資を受けることが出来、「自分は創業者として少し認められたのだ」というステータスのようなものが胸の内にできたように思います。私の創業の背中を押してくれている企業が日本政策金融公庫だと思うと身が引き締まる思いですし、だからこそもっともっと事業を成功させて、自分を高めていきたいという気持ちで頑張っています。


―利息のご負担はどうでしょうか

多方面で得られる情報がありましたので、この情報量からすれば支払利息は安いと思っています。友人から借りていたらここまでの情報量はないし、友人には悪いですけれど以後もらえる情報もほとんど見込めないと思うので。


―振り返って今思うと準備しておけば良かったことはありますか

創業計画書の内容を詳細に書くことに苦労したので、今書けないとしてもどんな内容を書かないといけないかということはきちんと下調べしておいた方が良かったかなと思います。

創業計画書をなんとなく書けるようになってからは、取引してもらえるようになった仕入先等の裏付けとなる根拠や実績を担当者に見てもらうために日々メモをしたり一覧表を作ったり何でも「見える化」して情報を開示出来るようにしました。

それからこれは創業融資の認可の後ですが、認可後に振り込まれる融資のお金は自身の指定する金融機関の口座に入金されます。ネット銀行で開設するのも手軽ではありますが、地元の金融機関で口座を開設して地元とのお付き合いを初めのうちから構築するようにすれば良かったと思いました。


―これから創業しようとされる方に創業融資に対するアドバイスはありますか

自分で出来ることは限界があると思うので、何でも自分自身で解決しようと思わずに資金繰りや経営方針等で日本政策金融公庫に甘えても良いと思います。まだ3年程度の取引ですが、さまざまな情報をこれからも吸収して自分のものにしようと思っています。ただお金を借りられるだけでなく、それ以上のものを得られる心強い味方です。確かに借金をする怖さはあるかもしれませんが、バックアップ体制が整っていますので怖がらずにまずは話を聞くだけでも良いので活用してみてはと思います。


―ありがとうございました


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