ネイルサロン開業2(女性30代)

事業計画書サンプル紹介

1.事業計画書表紙

事業計画書の最初の部分には
・創業場所
・開業予定日
・事業計画者名など
個人創業・法人創業、創業形態ももれなく記載しましょう。
通常のお仕事等でもあるような決まったタイトルを入れましょう。

2.創業動機

事業計画書を作成するというお仕事をさせて頂いていて一番感じるのは、「創業動機が重要」ということです。
創業動機は自己的な動機ではなく、社会・経済に貢献できる動機が素晴らしいと感じます。
事業の根底を成す「創業動機」が「儲かりそうだから」などでは誰からの応援もないと判断されても仕方がないと感じます。
誰かを応援したい、誰かを幸せにしたい!それが「創業動機」だと思います。
「創業融資のフルサポ」の「創業動機」(企業理念)は創業者の成功を支援させて頂くことです。

3.略歴

創業にあたって、その事業内容に関する経験が無いということは、とてもマイナスなポイントになってしまいます。
逆に、創業する事業内容に関係する職歴が有れば、とてもプラスなポイントになるということです。

あなたの創業に関する仕事の経験強み・バイト歴などを書きましょう。
もちろん資格もあれば強みになります。

4.開業予定地&周辺地図

店舗の立地条件は、融資においても、実際に開業した場合においても重要なポイントですよね。
融資担当者の方に開業場所のイメージを持っていただきましょう。
併せて商圏に応じた周辺の地図を添付しましょう。

5.店舗内装(イメージ)

店舗内装のイメージをもって頂くため、写真を添付しています。

6.差別化サービス

競合先より優れている点や、他にはないサービスなどを記載し、差別化を図ります。

7.ターゲット顧客

事業のターゲットとなる顧客の層、来店する周期等を記載しています。

8.競合他社

競合が予想される近隣の会社の名前と、店舗と競合他社との位置関係を示した地図を記載しています。

9.集客方法・販売方法

自社が開業した際、そのことを周知していただくための集客方法、実際にお問合せや販売に至る流れをフロー形式で記載しています。
集客活動を記述するにあたって、ターゲットと、ターゲットへのリーチ方法やリーチチャンネルは重要です。

10.必要な資金と調達方法

必要な資金と調達方法の一覧です。

内装、備品等の開業に必要な設備資金額とその調達方法(自己資金等)、人件費、光熱費等の開業に必要な運転資金額とその調達方法(融資)等を記載しています。
調達資金において自己資金が0円というのは、融資をする側の方の見方は少々厳しくなります。
また、見せ金や虚偽等は絶対にNGです。

11.事業3ヵ年計画

開業してからの認知・集客活動等の計画、3期目までの費用、利益金額等を記載します。

12.売上根拠

売上の算出には客観的な根拠が必要です。
新規顧客を得るための販促内容と必要な販促費、単価向上のための施策を記載しています。

13.事業の見通し1期目

1期目の事業の見通しです。
事業の見通しは事業計画書の核となる部分です。
売上、人件費、家賃、減価償却や利息等、客観的に見て合理的な数字を記載しましょう。

14.事業の見通し2期目

2期目の事業の見通しです。

15.事業の見通し3期目

3期目の事業の見通しです。

16.許可について

創業する業種によっては「許認可」が必要な物がございます。

融資は許認可取得後になりますので、飲食店・理美容業の方は特に注意しましょう!