NPO法人開業(女性50代)

事業計画書サンプル紹介

1.事業計画書表紙

事業計画書の初めには
・創業場所
・開業予定日
・事業計画者名など
個人創業・法人創業、創業形態ももれなく記載しましょう。
通常のお仕事等でもあるような決まったタイトルを入れましょう。

2.創業動機

事業計画書を作成するというお仕事をさせて頂いて一番感じるのは「創業動機が重要」という事です。
創業動機は自己的な動機ではなく、社会・経済に貢献できるものが素晴らしいと感じます。
事業の根底を成す「創業動機」が「儲かりそうだから」ということでは誰からの応援もないと判断されても仕方がないと感じます。
誰かを応援したい、誰かを幸せにしたい!それが「創業動機」だと思います。
「創業融資のフルサポ」の「創業動機」(企業理念)は創業者の成功を支援させて頂くことです。

3.代表者の経歴・資格

創業にあたって、その仕事内容の経験がないのはとてもマイナスなポイントとなってしまいます。
逆に言うと、創業の内容に関係する職歴・経歴はとてもいいポイントとなるということです。

あなたの創業に関する仕事の経験、強み、アルバイト歴、職歴等を書きましょう。
もちろん、資格もあれば強みになります。

4.協力者の経歴・資格

事業協力者が存在するという事は、融資担当者からの安心感が高いです。
創業は時間も気力も様々なものが思い通りに行かない事もしばしば発生します。
そんな時に苦難を分かち合える協力者が存在するという事は、融資においても、実際に開業してからも非常に有利だと「創業融資のフルサポ」も考えています。

5.対象ターゲットとサービス内容

事業の対象となるターゲットやサービスの内容、セールスポイント、他業者のサービスとの差別化について説明しています。

6.認知活動

開業したことを周辺の施設に認知してもらうための活動について説明しています。
対象のターゲット、見込み数、ターゲットへのリーチ方法やリーチチャンネルを記載しています。

7.単価回収方法

実際に細かく売り上げの算出方法を記載しています。
融資して頂くには返済が必要ですが、もちろん返済するためには「売上」が必要となります。
顧客単価など根拠は調べて数字を入れていきます。

8.売上根拠

売上の算出には客観的な根拠が絶対に必要です。
売上形状の数字とその根拠、お客の見込み数とその根拠をあわせて記載しています。

9.その他根拠

主に人件費について、詳細を記載しています。
その金額が必要か?過不足はないか?売上に対して適正な人数か?を納得していただくための説明をしています。

10.必要な資金と調達方法

左側に必要な資金の総額、右側に資金の出処を記載します。
資金の出処ですが、自己資金が0円というのは融資を希望する上ではかなり厳しいです。
融資する側からしてみれば、「親や身内から協力(援助)がないような仕事になぜ融資しなくてはいけないのか?」となってしまうからです。
また、見せ金や虚偽の記載は絶対にNGです。

11.事業の見通し(1期目)

事業の見通しは「事業計画書」の核となる部分です。

売上-経費=損益(正確な用語ではありませんが便宜上設けています)
損益-減価償却=営業利益
営業利益-営業外収支=経常利益
経常利益-税金+減価償却=当期利益
客観的に見て合理的な数字を記載しましょう。

12.事業の見通し(2期目)

事業の見通し(2期目)

13.事業の見通し(3期目)

事業の見通し(3期目)

14.許可について

創業する業種によっては「許認可」が必要な物がございます。

融資は許認可取得後になりますので、飲食店・理美容業の方は特に注意しましょう!